ロシア旅行(32)

※ロシア旅行(32)<五日目>-2004.9.30-

プラットホームを出たところで、現地ガイドさんが待っ
ていてくれた。 早速、駅前で待機しているバスに乗
車する。

バスは市街地を走る。 やはり、モスクワとは違った
雰囲気である。

サンクトペテルブルグ

 首都に次ぐ都市の宿命だろうか。 サンクトペテル
 ブルグは、よくモスクワと比較される。 しかし、こ
 の町はモスクワにはない独特の魅力と雰囲気を備
 えている。

 町の中心部には、美観を考慮して建てられた18、
 19世紀のバロック、クラシック様式建築が、激動
 の時代を越えて残されている。

 17世紀末、ロマノフ王朝の舞台がピョートル大帝
 によってこの地に移されてからは、近代ロシアの
 発展を導く首都となった。 また、帝政ロシアの歴
 史をくつがえした革命発祥の地としても名高い。

 サンクトペテルブルグ、ペテログラード、レニングラ
 ード、そして再びサンクトペテルブルグと移り変わっ
 た町の名は、それぞれの時代の栄光と名誉を今に
 伝えている。

さて、バスは発車後10分もしないうちに、朝食をと
るレストラン前に停車する。 地下へと降りて行く。
中に入ると、キツネらしき毛皮が壁面に沢山張り付
けられている。

テーブルの上には、すでに、食パンとハム、トマトが
置いてあったが、間もなくセルフサービスコーナー
が開かれ、お皿の上は山盛りとなる。 夜食を食べ
ているので、別に空腹ではないが、やはり、列車内
より、気楽に食事出来るのが有り難い。

食事を終えて、バスに再び乗車する。 いよいよ、
サンクトペテルブルグ市内観光の始まりである。
バスはネヴァ川に向かう。 途中、立派な建物があ
り、「中央海軍博物館」とか。 旧商品取引所が、今
では博物館になっている。 ロシア海軍、ソ連海軍
の歴史を展示しているとか。 建物の上部に、海の
神「ポセイドン」の像があるのが、海軍らしい。

ネヴァ川に架かっている宮殿橋を渡り下車する。
結構大きい川の向こうに、「エルミタージュ美術館」
を望むことが出来た。 憧れの美術館を目の前に
して、サンクトペテルブルグに来たことを実感する。
館内の見学、美術品の観賞は明日(10/1)の午
後であるが、期待に胸が高鳴る。

サンクトペテルブルグ・モスクワ駅前のバスに乗車

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サンクトペテルブルグ市街地(車窓より)

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